先日受賞した令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰・若手科学者賞に関して、過去に研究助成でご支援いただいた日本科学協会の依頼を受け、笹川科学研究助成の「先輩研究者の活躍」コーナーに寄稿させていただきました。
思い返せば、実験等に使える研究費として初めて助成していただいたのが、日本科学協会・笹川科学研究助成でした。
助成の内定連絡をいただいた当時は、日本学術振興会特別研究員制度・DC1へ応募した結果が芳しくなく気持ち的にも落ち込んでいたので、とても嬉しかったことを覚えています。
また、裏話的ですが「使える研究費の額としては同年度のDC研究費よりも多かった」こともあり、比較的高価な実験試薬等を思い切って購入することもできて、非常に助かった記憶があります。
* もちろん、特別研究員制度のように生活費等に充てられる費用はなかったため、どちらが良いという話ではありません
大学院生を含む若手研究者への研究助成・生活支援はいまだに十分とは言えず、ご支援を展開してくれる団体がもっともっと増えていってくれることを願っています。
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