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​研究内容

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01 | 光合成装置の機能・構造理解

前職場のメインプロジェクトへ貢献するため、様々な植物・藻類から光合成装置を精製していました。

​ショ糖密度勾配超遠心を利用した精製手法を日々アップデートしながら、膜タンパク質超複合体の万能精製法の開発を試み、おおよそ確立しました。

* 現在はこちらのProjectは進めていません

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02 | 植物の陸上進出のキッカケを探る

おおよそ5億年前と考えられている植物の陸上進出は、それを可能としたキッカケはまだわかっていません。

​この謎に迫るために、現存の植物の共通祖先に近い緑藻を利用して、地表に降り注ぐ紫外線への応答・耐性メカニズムの獲得起源を明らかにしようと考えています。

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03 | 植物サイボーグ化計画

酸素発生型光合成はおおよそ28億年前に誕生したと考えられています。その中心的役割を担う光合成装置は、現在までほとんど変わらずに保持されています。ほぼ不変に悠久の時を経てきた光合成装置の人工進化に挑戦し、将来的には様々な有用物質の生産に利用可能なサイボーグ植物の創成を夢見ています。

ビンテージの目覚まし時計
04 | 生体リズム変換による光合成機能強化

​地球上の多くの生き物は、概日時計と呼ばれる生体リズム調節機構を持っています。植物においては、概日時計と光合成の関わりが着目されて研究されてきました。この概日時計・生体リズム形成の調節機構を理解、利用することで様々な有用植物の光合成効率を人為的に最適化する道筋を探っています。

* 詳細は乞うご期待!

レインボーケーキ
Project | 05
05 | 光質変換による光合成機能強化

現存する光合成生物は、特定の光質の光を吸収することで光合成を行なっています。そのため、吸収できない光質の光は光合成にとって非効率、あるいは無駄なエネルギー源と言えます。この状況に一石を投じるべく、光合成生物が吸収する​光質を巧みに変換し、光合成機能の強化に挑戦しています。

 

* 現在進行中です。詳細は乞うご期待!

Gate
06 | 藻類用システマティックベクター開発

モデル動物、モデル植物の研究と比較すると、モデル藻類の研究ツールは ”揃っている” とは言えません。特に、ゲノム編集や外来遺伝子発現の際に欠かせないベクターなどは、個々の研究者が対象遺伝子一つについて、複数種のベクターを一つ一つ手作業で作っているのが現状です。この作業を簡便にするためのシステマティックベクターの開発を進めています。

* 一部共同研究者に限定して先行公開中。詳細非公開。

より詳しい内容に興味のある方や共同研究のお誘いはこちらへどうぞ >>
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