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執筆者の写真Ryutaro Tokutsu

2023年9月7-9日 日本植物学会第87回大会に参加しました!

更新日:9月16日


得津の母校でもある北海道大学・札幌キャンパスにて開催された、日本植物学会第87回大会に参加してきました。

今回は、情報収集および共同研究の打ち合わせをメインに参加し、無事目的を達成することができました。


大会の内容では、『次世代シークエンサーがスポットライトを当てた「なまら」面白い生き

物たち』や『植物科学の温故知新 ~この30年を振り返り,次の 30年を考えよう!~』といったシンポジウムが大変興味深く、今後の研究を考えるにあたり様々なヒントをいただけたように思います。


また、高校生発表も非常に盛況でどの発表も素晴らしい内容でした。

どれが一番良かったかといった判断はできませんが、個人的に家庭菜園でブルーベリーを栽培していることもあり『ブルーベリーのプロトプラストからハイブリッド作成』という発表を楽しく聴かせていただきました。

多様な品種からなるブルーベリーにおいてプロトプラストをうまく使う技術が確立されれば、より魅力的な品種の作出が容易にできそうで夢が広がりますね!

今後に期待です。


ところで、札幌は、得津が2001年に水産学部に入学してから2011年に博士課程を終えるまでに合計8年半(1年半は函館にあるキャンパス)の間過ごした街であり、とても思い入れのある地です。


せっかくでしたので、学会セッションの合間を縫って大学院時代にお世話になった低温科学研究所・生物適応研究室の方々への挨拶回りも行いました。



得津が大学院生だった当時は准教授だった先生も、今は教授として大会実行委員長として、そして同研究室の助教の先生方は運営の主軸として大活躍されていました。

また、大変お世話になった同研究室のスーパーな秘書さんにもご挨拶することができて良かったです。

低温研を訪問した際に、大学院生時代に使わせていただいていた実験室や、しょっちゅう入り浸っていた思い出深い「遠心機室」も見学させていただき、とてもノスタルジーを感じました・・・



さらに!偶然にも、前職時代に知り合ったSさん(生物適応研究室のOB)と遭遇し、思い出話や未来の共同研究についていろいろなお話ができたのも、低温研が持つ不思議な縁の力かもしれませんね。


このような盛りだくさんのイベントを経て、そしてノスタルジックな思いを胸に無事、札幌出張を終えることができました。

それではみなさま、また会う日までお元気で!


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