新型コロナウイルス感染症の影響もあり4年ぶりの開催らしい、ニガウリの会に初参加しました!
ニガウリの会は、植物科学のなかの分野や世代を超えた研究討論会であり、老若男女問わずにざっくばらんに意見交換ができる場とのことです。
今回は京都大学・理学研究科セミナーハウスにて開催されました。
ニガウリの会の目玉のロングトークは京都大学の河内孝之先生でした。
ゼニゴケ研究の大家の河内先生の大学院時代からの植物研究について、その当時の周囲の研究者や歴代の教え子の方々のパーソナリティの紹介を交えて、二時間弱の非常に濃い研究トークを拝聴することができました!
30年以上前から分子生物学の観点から植物研究を進められており、葉緑体ゲノムのマップ作成に始まり、モデル植物を使った研究、そして京都大学に帰って来られてから大学院時代に扱われていたゼニゴケ(実はちょっと違っていたらしい・・・)に立ち返ったゼニゴケ研究リソース整備&最先端研究の推進など、まさに巨人の歩を紹介していただくことができました!
このような面白い研究トークを対面で聞くことができて、本当によかったです。
また、参加者による研究ショートトークとポスター発表でも、様々な分野の植物科学研究者の話をお聞きし、自分が知らない分野の最先端研究の内容を知ることができ、とても勉強になりました!ありがとうございます。
ところで、なぜ”ニガウリ”の会なのでしょうか?
三村先生と飯野先生からニガウリの会の発足や歴史についてご説明がありましたので、得津は知っていますが、もし知らない方で気になる方は是非次回のニガウリの会にご参加ください!
ちなみに、今回の交流会では神戸大学の三宅先生からご寄贈いただいたニガウリを使った料理が振るまわれました。
交流会においても多くの植物科学研究者とお話することができ、それぞれの研究分野における近況や、得津の以前在籍していた基礎生物学研究所方面からは森田研究室のおめでたいお話などをお聞きすることができ、大変刺激になりました。
初めての参加でしたが、とても楽しい研究談話会で今後も親交を深めることができればと思います。
みなさま、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!
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